お茶を一杯

芝居+展示+カフェ 

 

分かってるよ。

人生は一期一会の連なり。

ササイなニチジョウがダイジです。

でも何もかもめんどくさくてイライラする日もあるし、なんとなく相手してくれる人はそれなりにいるし。

電話もメールも出来るしブログもやってるし、画面の中には色んな皆の「なう」な情報があって、それぞれと繋がれる。

手当たり次第の情報で、満たして。

手当たり次第の情報を、発信して。

街頭では決まりきった日本を変えます宣言が空回りしているから、イヤフォンを装着する。

電車の中では突然泣き出す制服の女の子や見えない誰かに怒って喋り続けるお爺さんがいるから、携帯を凝視する。

それで楽しく暮らしてる。

なのにやっぱり、親が信じがたい勢いで老けてたり、仲良かった友達と愛想笑いしあってたり、恋人にいきなりフラれたり、いちいち衝撃なんだ。

ましてや君がいなくなるなんて思わない。

本当に欲しい君からの情報、本当に伝えたい君への情報に、代わりなんてなかった。

 

ぐうたら、携帯依存、守銭奴、嘘つき、好色など不完全な人間たちが、後悔まみれで見て聞いて嗅いで味わって触っている日々。

その中で体験する一瞬の美しさに気づくこと。

あなたにも、千歳船橋で、その一瞬を。

あらゆる人種を巻き込んであらゆるオモシロ追求する、浮世企画全力のお祭り。

 

 

● 出演

信國輝彦

赤崎貴子

金沢啓太(カムヰヤッセン)

埜本幸良(範宙遊泳)

鈴木アメリ(犬と串)

今城文恵

長島美穂(机上風景)

岩田裕耳(電動夏子安置システム)

 

● スタッフ

作・演出:今城文恵/舞台監督:鳥養友美/音響:TAISHI/照明:内山唯美(劇団銀石)/美術:秋友久実/衣装:鈴木美帆/宣伝美術:伊藤良介/制作:飯田裕幸/企画・製作:浮世企画/協力:犬と串、カムヰヤッセン、劇団銀石、机上風景、ダブルフォックス、電動夏子安置システム、範宙遊泳


 

 

オフショットはこちら


アンケートから

●男性陣のダメっぷりにこんな人とは付き合いたくないなと思いました。(22歳女性)

●距離感のコラージュに目を奪われました。(54歳男性)

●前回の公演より良かったかなぁと。より色んな人が取っ付きやすく観られるだろうと言うか。(23歳女性)

●登場人物全てが繋がった脚本も、演出も好きでした。やはり大切なことは会って顔を見て伝えようと思いました。そして大切な人といる時の時間を大切にしようと思いました。

●話の連鎖がストレスなく素直に観ることが出来ました。(37歳男性)

●ことごとくダメ男だなぁー・・・でも好きだなぁーと思いました。(22歳女性)

●小説を読んでいるような展開で惹き付けられました。(略)ああいう皮肉オチ、結構好きです。(21歳女性)

●エレメントひとつひとつが面白かったから全体の繋がりがもっとまとまっていたら見る側のテンションも高いまま続きそうな気がしました。(23歳女性)

●twitter、mixi、選挙とか日常で感じる色んなもやもやに引っかかってきました。(24歳女性)

●いろんな登場人物が出てきましたが、どこかしら自分に重なり痛々しかったです。(29歳男性)

 

 

 

【性別】

女性の方がやや多いですね。

前回公演に比べると、女性がアンケートを書きたくなる率がグーンとアップしているようです。

感想でも前回は男性の方が熱かったのが、今回は女性のテンションが高いです。

やはり駄目男にキュンと来る女子は多いのでしょうか。

 

 

【年齢】

20代のお客様が圧倒的な割合を占めています。

赤いパックマンがカラフルな餌を食べてるみたいな感じになってます。

 

【職業】

やはり年齢からしても学生さんが多いのですが、前回に比べると会社員の方が増えております。

嬉しいことです。

ですが浮世企画は黄色い部分の方々を大事にしたいです。


展示

 

 

石田翠

 

1987年生まれ。武蔵野美術大学卒。
浮世企画メンバー。
主にペンを使ったイラストを描く。

 

鈴木美帆

 

1987年生まれ。文化女子大学卒。
主に布作家として活動、衣裳や蝶の布作品のほか、オリジナル雑貨ブランド「märchen」を立ち上げている。
浮世企画には第一回公演より参加。

 

 

横田香苗

 

1987年生まれ。武蔵野美術大学在籍。
浮世企画メンバー。
主に日本画の絵具を使った絵画作品を描く。