ぺんぺん草

 

 

 

あなたの「生きねば」に本気で応えます!

 

 

 

東のとある町、合手内町にはライフバリュープランナーと称する男がいた。

男は仕事を求める老若男女(あるいはたとえ求めていなくても)に、適職を見つけてくれる。

今日も作家志望の悩めるニートに

 

「あなたがやるべき仕事はこれだ!これしかない!」

 

ズバー!

 

優しく厳しくアツい男は、テレビにも取り上げられるようになった。

そんなとき、町がご当地キャラで商店街活性化しますと言い出した。

どう考えても無駄だけど、まぁいいんじゃない・・・いいえ、あの男が黙っちゃいません。

 

「バカか!俺たちの血税をなんだと思ってる!」

 

男のズバーぶりは、みんなの大喝采を受け、やがて町を支配していく。

そして当然、男の人相はモンスターズインクのキャラクターと見紛うほどに変わり、対抗する者たちも現れた。

さあ、男にその座を奪われた町の元町長がどうするか、こりゃあ見物だぞ——

 

 

 

 

脚本・演出

今城文恵

 

出演

嶋村太一(親族代表)

森啓一郎(東京タンバリン)

 鈴木アメリ(犬と串)

田所二葉

松下太亮

森田祐吏

 秋本雄基(アナログスイッチ)

 葛堂里奈(ブルドッキングヘッドロック)

今城文恵

村上航(猫のホテル/表現さわやか)

 

 

 ☞役者紹介 

 

 

ツッコミ入り舞台写真はこちら

 

 

 

スタッフ

脚本・演出:今城文恵/舞台監督:鳥養友美/美術:片平圭衣子/音響:角田里枝/照明:内山唯美(劇団銀石)/演出助手:中村未希(恥骨)/宣伝美術:石田翠(浮世企画)/制作協力:新居朋子(ゲンパビ)/企画・製作:浮世企画/協力:アスタリスク、アナログスイッチ、犬と串、イマジネイション、オリオンズベルト、ギフト、親族代表、東京タンバリン、ダックスープ、猫のホテル、表現さわやか、ブルドッキングヘッドロック

 

 

 

今まで浮世企画は希望から作品をつくってきました。

それは私の希望でもありました。

「ぺんぺん草」は絶望から始まっています。

この先に何が見えるか、それが私の今の希望です。

 

挑戦作です。

 

イマギ